永遠の0

かなりブームは、去りましたが、「永遠の0」を読みました。
感動ですね。私は、昔から読書は大嫌いで苦手の部類のひとつです。
本は、時々、購入しますが、ほとんどは、目次をみて終わりです。
たとえ読みかけたとしても1/3くらいで断念してしまいます。
根が体育会系で、大学まで野球しかせず授業にもでたことのない
私は、ジッとしていることが苦手です。
また私は、本を読んでいる時は、いつも違うことを考えているので
基本的にどんな本にも没頭できなく内容が頭に入りません。
これでは、読書なんかしない方がマシという理由から
あまり読書はしません。
しかし、この本はなぜか最後まで読むことが出来ました。
私としては、それほど感動はしませんでしたが、
なんとか読み切ることができたことには満足です。
この本を読んで印象に残ったのは、上の立場の方の
づるさです。下の立場のものは、命令には一切そむかず、
国側のほぼ洗脳のまま若くして特攻のより命を国の為、
天皇の為に捧げました。しかし、上層部の人は、命をかけていません。
作戦が失敗しようがおとがめなしです。また、特攻は志願と言いながら
志願しないものは、皆が許さないという雰囲気を上の方が作ったようです。
こうしたことは、戦争でなくとも組織では、今でも当たり前に行われています。
リーダーの想いに反する行動をした場合に、ずるいリーダーは、自分からは
手をくださずに、周りに呼びかけ周りからその人を反逆させるリーダーも多々います。
まるで、子供の陰湿なイジメ、遠い昔の村八分のようなものです。                  私は、こうしたリーダーは、大嫌いです。                                 もし、仲間が組織や自分の移行にそぐわない行動をした場合は、リーダー自ら行動するべきです。話あいでもなんでもいいですから、リーダーが行動すべきです。
私は、傲慢であまり褒められたリーダーではありませんが、
部下の手は汚させません。必ず自分が、行動をおこします。
ただ、そのやり方は、体育会系と丁稚制度のある家で育ったこと、
若い時代にすこしばかり元気だったので準構成員というアホな職業をしていたので、今の平和な世の中では、あまり褒められないスキンシップをするこすることはあります。            やり方はどうであれけっしてブレーンの手は汚させません。                      真剣にそうした仲間とも向き合います。徹夜でも話し合うこともあります。             そうした行動をとる人は、ちょっとばかり思考が違うだけなのです。                 リーダー自らが、真剣にぶつかれば必ず事態やよくなります。                   例えならなくとも、それがリーダーの仕事なのです。
この本を読んでどの時代も、権力構図はおなじだと思わされた本でした。
ちなみにこのエリート文才親父の感想は、少しちがいました。
本の内容よりも、この本が処女作である著者の百田尚樹氏の
能力に感嘆の声をあげていました。一般的には、140万部も売れた本です。          内容がどうかと語るものです。こういう人と違う感性の持ち主は、私は大好きですね。