理不尽なこと

1週間ほど前に弁護士さんから恐ろしい一報が、入りました。

内容を簡単に説明します。

5年前、会社を売却しました。会社を売却したことが、業界誌の1面に出たことから

多くの方から電話を頂きました。電話の内容は、様々でした。

跡継ぎがいないから経営をしてほしい、大手からは役員として協力してほしい

このような内容の電話もありましたが、やはり、一番、多かったのが

お金を貸してほしいという内容の電話でした。

バカな私は、無担保で数億円は貸しました。もちろん、帰ってきません。

なかでも一番、ひどかったのが、大阪の工務店でした。

上手く言い寄られて7千万というお金を貸してしまいました。

貸した瞬間に、その社長は、豹変しました。

なんと、貸した私を訴えてきたのです。内容は、会社を乗っ取り買収をしようとして

お金を振り込んできたというのです。もちろん、裁判は勝訴しましたが、

裁判に負けると、即、破産をされてしまいました。

破産をすると破産管財人側に権利が渡ります。

破産管財人は、控訴してきました。結果、なんと2審では私が負けてしまいました。

理由は、取締役会の承認を得ていないので、会社としては責任がない、社長が勝手に

借りただけという判断です。しかし、その会社は、間違いなく私の貸したお金を

運営資金に使用していたのです。しかし、なぜかしら敗訴です。

お金を貸してから5年の年月が経過していたので、

7千万に6%の法定金利がついて、なんと貸した私に1千万以上の金利支払

命令が下されたとのことです。

世の中、なんか、間違っていませんか。貸した私が、金利を払うのです。

理不尽なことでも、おおやけにまかり通るのですね。

担保もなにもとらずに貸してしまった

自分のアホさに反省するしかありませんね。

お金の貸しかりは、金融機関以外では、絶対にやらないことですね。

ほんと、いい勉強になりました。こうした理不尽さにも感謝ですね。