逝っちゃいました。

昨日、親父が逝っちゃいました。それも、自らですから、きついです。

足が弱くなって3日ほど、お袋に介護を受けたことで、人の世話になることが嫌い

な親父は、自らでした。ほんとに親父らしいというか、おもいっきりがいいというか。

遺書には、次のように書かれていました。

「すまん。もうすぐ歩けなくなる。美智子の体が、俺の看病してたらもたない。

今までさんざん苦労かけてきたから、これ以上はかけれない。今までありがとう。世話になった。」

とおふくろに。

私と妻には、

「たくさんの親孝行ありがとう。世話になった。ありがとう。」

あとは、7人の孫に50万づつあげてくれと書いてありました。

また、自分が逝く予定の場所の地図まで、明記してありました。

行方不明になって、我々が探す必要のないようにしてありました。

最後まで、武士、侍でした。

私に建築を叩きこんでくれた父のお蔭で今、私はあります。

とにかく、建築には厳しい親でした。嘘が大嫌いで、いつも私に魂を込めて家を造れと教えてくれていました。

父という有形の存在は、居なくなりましたが私の心の中には、父の魂が宿ってます。

これからも、父の魂とそれをささえてくれる仲間達と共に住宅革命、改革を

していきたいと思います。

 

工法だけではだめですよ!

日本の住宅は、世界でも最も、最低水準レベルの価値しかないのに、 

値段は世界でも有数なコストです。とにかく、粗悪な工業化製品を

多用することで、資産価値がないだけでなく、ハウスシックも引き起こす 

最低な建物が、国からは奨励され、皆、悪気もなしに儲かればいいという 

考えのもと、平然とビジネスを行っています。

そうした建築を変えようと、我々のメンバーは、業界改革と言っています。

しかし、私は、そうしたメンバーに、言いたいことがあります。

自分や自社が、甘えていて改革なんて出来る訳ないと。 

建物や工法、材料というハードだけが、良くてももダメだと。

トリプル断熱、0宣言という素晴らしい工法を売るに相応しい企業にならなければ

いけないということを。それには、当たり前のことを当たり前に出来なければいけな

いということを。そうなる為には、いつも感謝の心が必要なのでは。

真の感謝の心があれば、当たり前のことを当たり前に継続出来るのでは。

私は、そう思いますが、同志の皆はどう思われますか。 

もし、そう思われたならば、今から、即行動してほしいものです.

人間なら分かるはずです。ヤギでも分かったのです。でも、行動はしませんが。

ヤギはおいておいて、我々は人としてし精一杯生きる義務があります。 

今、ここを全力で感謝して生きてみませんか。