1ミリの嘘のない家造り

一昨日のブログにも書いたように、合板を使用した家は悪い家です。
なぜならば、合板は湿気に弱く高温多湿な日本の風土には、相応しくありません。
10年以内に強度が著しく落ちます。
腐ります。
また、VOCを出します。
業者は、皆、これくらいの知識はあります。
しかし、ほとんどの業者が当然のように使用しています。
なぜ、悪いと分かっていながら使用するのでしょう。
それは、施工が安易だからです。
国が認めているからです。
簡単に儲かるからです。
仕事にプライドがないからです。
仕事の目的が利益だからです。
なんか、悲しくなりますね。
宮大工の息子として、ものごころついたときから、家造りをたたきこまれた私には、
業界がこのような意識になってしまったのが、とても悲しく憤慨します。
粗悪な工業化製品を多用した金儲けだけが目的の家造りは、
ハウスメーカーに任せておけばいいと思います。
莫大な資金を必要とする大手には出来なくとも、我々、中小には出来ることがあります。
時間と手間と真心を持った家造り「1ミリの嘘のない家造り」なのでは!