良い工務店の共通点

良い工務店とそうでない工務店の違いは、こんなところにもあります。
良い工務店は、自社に合わない住まい手を断ります。
これ、一見、横柄に感じますが、実はそうではありません。
とても勇気がいりますが、正しい行動です。
例えば、健康に害のない「0宣言」が、自社ではよいと思っても、
住まい手側が単価があわないからと、
ランクを落として有害な新建材を使用するように希望されても、
悪い物を売ってまで金儲けをしたくないという心のある方が経営している場合は、
きっと断るでしょう。
逆に自社が得意でない工法でも、住まい手に希望されれば、何でも出来ます、
単価もいくらでも合わせます、
という業者の造る家は、やはり仕事もよくないですし、
社員もよくなく大クレームに発展するのを幾度も見てきました。
プロとしてのプライドもなにもなしで、ただ、住まい手側の言われるままになる業者、
とても危険です。
すなわち、良い業者とは、仕事を断れる業者なのです。