クレームの考え方

最近、毎月のように工務店対象の勉強会を開催しています。
勉強会終了時には、必ずアンケートを書いて頂いています。
アンケートで私が、気をつけていることは、
クレームとか苦情内容を軽視しないことです。
以前は、無料でやってやっているのに文句言うのなら来るな的な考えでした。
しかし、今はそうは思いません。
こうした意見を真摯に有難く受け止めています。
ただ、総てを肯定するわけではありません。
クレームを言う企業の多くは、
自社の努力不足はタナにあげて組織や本部への批判があるからです。
特に私の場合は、私が応援した企業は圧倒的に業績アップすることから、
妬み的なアンケート内容が多いようです。
以前だったら、こうした業者は即刻クビ、一生付き合わない的な姿勢でした。
しかし、今は、私にもどこかに非があるから、
忠告して頂いていると思えるようになったのです。
業者側に甘えがあっても今は即刻クビなんてことはしないようになりました。
話合いの場を設けて、理解して頂けるように努めています。
それは、とにかく、皆に良くなって欲しいからです。
自分の事は二の次の考え方に、やっとなれたからです。
これからはファミリーと同等または、
それを超える企業をたくさん育成したいと思うようになったのです。
良い企業が増えれば良い家を持つ方も自然と増え、世の中がより良くなります。
最近は、いつも、どうしたら皆が良くなることに貢献できるかということを
自然と考えるようになりました。
皆で協力し合ってより良い世の中を作りませんか。