復興支援から教わったこと

復興支援に携わって早1年近くなります。
以前の私は、ボランティアにさほど興味がありませんでした。
自分の得意な建築の話を無料でするくらいでした。
しかし、今回は得意でもなんでもないことです。
ただ、自分の責任でもないのに困っている人を、
微力でもなんとかしたいとの想いからでした。
こうした気持で活動してみると、普段の生活での私の考え方も変化してきました。
今までは、一部の澤田ファミリーなる工務店ばかりを応援してきました。
しかし、今は住環境に加盟する総ての工務店を応援しようという気持になりました。
偉そうかもしれませんが、私が指導したファミリーの総ての会社は、
超赤字企業から数年で超黒字企業になりました。
それも、マイナス一億の決算がプラス一億というような激変です。
何故、それほどまでに力をいれたかといえば、
良い企業でなければ良い建物が安定して供給できないからです。
だから、私のファミリーがいる地域のユーザーさんは、良い家が安心して持てます。
しかし、ファミリーがいない地域では、そうではないということです。
こうした格差があっては、私の家作りに共感して頂いたユーザーさんに
非常に申し訳ないと思いました。
そんなこんなで、今は私を必要としていただけるなら、出来る限りのことはするつもりです。
必要ならば、自腹を切ってでも、現地に伺いコンサルでもなんでもします。
来月は、120名の方に無料合同コンサルを実施します。
今月も100名での合同勉強会。
また、各地会員の地域への訪問もします。
ファミリーが成功したように、やる気さえあればどこでもなれるはずです。
自社が力を持ち、社員、協力業者、そしてお客様を幸せにしようというやる気があれば。
こうした気持の会社には、惜しみない協力をさせて頂きたいと思います。
復興からこうした心を教えて頂きました。
感謝、多謝です。