良い会社の定義

昨日、2つの会社の社長、社員達と良い会社について話をしました。
ここ数年で私のなかの良い会社の定義が次のように変わったと話をしました。
以前は、利益を上げている会社が良い会社でした。
最近は、それだけではよい会社とは思えなくなりました。
利益のあげるだけなら、どんな方法もあります。
詐欺的な商品、売り方で売上を伸ばし社員は長時間労働の安月給で働かせれば
利益をあげることは出来るかもしれません。
なんか、そうしたやり方、悲しく思えます。
良い商品を社会のために供給して、社員にそうした喜び、責任感を与え
なおかつ賃金は安定して生活が出来る賃金を支払れえる会社にしてほしいものです。
また、社員を頭ごなしに叱り、顎で使う上司がいる文化の会社も
良い会社とは思えません。
人生で一番長い時間を過ごす会社は、風通しが良く、そこに居て楽しい空間にしてほしい
ものです。
しかし、以前、会社を経営して株式公開を目指しているときの私は、今ここで言っている
こととは真逆のことをしている人間でした。
金を儲ける戦略、リーダーシップ等は自分でもかなりイケてたので金融機関の評価は
超A級評価でしたが、今から思えば人間としては最低な奴でした。
当時は、心よりも数字ありきという考え方だったのです。
また、トップである私が絶対であるという文化でもありました。
社員は二の次でトップ最優先の会社をつくりあげていたのです。
社員である前に人です。なのに私は、社員を人として尊重して接していなかったのです。
業績がいくら良くても私自身が、精神的に納得していない会社を私自身が作っていたのです。
今は、会社もどんな組織も人を尊重していこうと日々毎秒、気をつけています。
楽しい組織、集団、仲間、それが基本であり、私の良い会社、集団、組織の定義の基本です。
さぁー今日も楽しくすごしてきます。