先日、私の活動の応援をして頂いている住まいネットさんの全体会議に招待して頂きました。住まいネットに加盟をしている工務店さんが、全国から名古屋の地に集結された大規模な会議でした。
私は、１時間ほど時間を頂戴してお話をさせて頂きました。お話というよりも、かなり過激な説教だったかもしれません。話の内容は、ユーザー目線の家造りをしない会社のセミナーは、お受けできないというような内容でした。これは、住まいネットから講師依頼を頂いた２年前に、全会員と約束したことなのです。インチキだらけの日本の住宅造りを、我々から変えていこうという決意の基に、出来た組織なのです。しかし、いざシャバに帰ってビジネスをしだすと一部がそうした気持ちを忘れていたのです。長期優良住宅のような大企業寄りの法律に、乗っかれば簡単に儲かるかもしれません。しかし、我々は、例え国が認めてもユーザーに不利な家造りは、排除しようと誓いあったのです。言葉では、簡単に言えますが、この誓いを実践するのには、かなりの覚悟が要ります。
江戸時代末期に立ちあがった新撰組のように命を賭けるほどの決意、覚悟が必要なのです。
もちろんビジネスですから、利益は当然、必要です。しかし、利益が最終目的のビジネスは、すぐにダメになります。利益は、過程であり、目的にしていけないと思います。以前、私は、利益のみを、目的としたビジネスをしていました。企業理念もビジョンも、なにも無いビジネスをしていました。実につまらない人生を送っていたのです。私の仲間には、私の失敗を繰り返してほしくありません。
そうした過去に反省した私は、現在、本物の家造りを推奨することで、自身の成長、本物の仲間との構築を目指しています。やはり、その為には、私利私欲は捨て、亡己利他の精神を貫いていこうと思います。
この人のブログからは、そうした気持ちが伝わってきます。
本当に良い奴と知り合えたものです。いつもこのブログで、いじっているこの人もそうした精神の持ち主です。
住まいネット加盟の工務店の皆さん、日本国男児として恥ずかしくない生き方をするために、今一度、自分を見つめなおしてみませんか。
覚悟を決めた人だけ一緒に戦いましょう。