反面教師

先日、博多に出張した時にこんな出来事がありました。
おっかけ君と、日航ホテルで軽く昼食を済ませ、アメックスのカードで
支払いを済ませ、セミナーに向かいました。
セミナー終えて携帯電話をチェツクすると03で始まる知らない番号が、入っていたので
その03に電話してみるとアメックスの会社でした。
なんと、先程、使ったばかりの私のカードが日航ホテルで預かっているというのです。
何でも無くしてしまう私は、また、落としたのかなと一瞬、思いましたが、先方の説明に
よると、レジ係が私に返却をするのを忘れてしまったようです。
連絡を受けた後に、日航ホテルでカードを受け取りました。
今日、話をしたいのはこの時の私の言動です。
カードを返し忘れた担当社に、私は、「カードをもらい忘れてごめんなさい。気ずけばよかったのに、私が気づかなかったばかりに、嫌な思いさせてごめんなさい」と言ったのです。
以前の私なら、かなり文句を言ったと思います。
しかし、何故か、この時は普通にこうした言葉を発していました。
そして、この時に大きな気づきがありました。文句を言わないと腹が立たないんだと
いうことに気づきました。恥ずかしながらも47年間、生きてきてこんな気持ちになれたの
は、初めてです。以前だったら、怒って、余計に腹を立てていました。
やっぱり、馬鹿みたいに怒ってはいけませんね。
こうした行動が出来たのも総てある方のお陰です。
もしこの方が、私と同じ状況にあったら、きっと、恫喝して
払った昼食代金は、払いもどさせ、カードを取りに行った実費、時間給も計算して
払うまで居座ったでしょうね。
反面教師、大事です。有難うございます。
この方とは、もちろん、お約束のこの方です。